NEWS

  • 地域

急性期病院建て替えなどで増収増益  山下医科器械    売上8%増、経常利益39%増


 医療機器・消耗品卸業の山下医科器械株式会社(福岡市中央区渡辺通3丁目、山下尚登社長)の2014年5月期連結決算は、売上高が前期比8・3%増の510億4900万円、経常利益が同39・2%増の8億2600万円だった。
 主要取引先である急性期病院の建て替えや大型設備投資案件が拡大。また昨年7月に福岡市内に開設したSPD(物品管理)専用の物流センター稼働で、北部九州エリアの物流機能が拡充し、SPD契約が伸び、増収増益となった。
事業別売上高は、医療機器販売業の一般機器分野が手術室ユニットシステムや超音波診断装置などの医療機器備品の受注増で同9・7%増の97億5600万円、一般消耗品分野が同3・3%増の233億9500万円、低侵襲治療分野が電子内視鏡システムや内視鏡処置用医療材料(IVE)の売り上げ増加で同12・9%増の119億5300万円、メディカルサービス分野が新規開業件数の増加で同1・6%増の36億4300万円、医療情報分野が医用画像情報システムなどの売り上げ増で同75・7%増の20億2300万円。医療モール事業は、賃貸収入により同32・6%の5500万円、その他の事業は同14・5%減の2億9800万円。
2015年5月期は、不祥事による国立病院機構の指名停止措置が上半期まで継続することや大型設備投資案件の減少などを懸念し、売上高463億4800万円の同9・2%減、経常利益が3億1100万円の62・3%減を見込んでいる。
 同社は1926年設立。資本金は4億9402万5千円。福岡、佐世保(長崎県佐世保市)の2本社制。関連会社は株式会社イーピーメディック(筑紫野市上古賀)。従業員は515人。