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志賀島地区で計画の無電柱化が完了 福岡市


週刊経済2025年5月7・14日発行号

1・2㎞区間の電柱50本を撤去

福岡市は4月28日、福岡市東区の志賀島地区で計画していた「無電柱化」などの整備事業が完了し、同日式典を開いた。

市は「Fukuoka East Coast」の事業名で、2020年度から同地区の無電柱化・歩道美装化を進めてきた。対象は志賀島と西戸崎を結ぶ県道1・2㎞で、海辺を生かした観光目線の景観向上、台風などの災害対策を目的に、50本の電柱の撤去と地中への電線の配備を進めた。合わせて対象区間の歩道も美装化し、ベンチやサイクルラックを設けた休憩スペースも新設している。来年度までに歩道以外の道路整備も進めていく計画。

高島市長は式典で「無電柱化されたきれいな景色をきっかけに、志賀島が持つ歴史や魅力をたくさんの皆さんに知っていただければ」とあいさつした。