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従業員向け館内休憩室をリニューアル 福岡国際空港
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週刊経済2024年12月18日発行号
来年1月にはランプサイド休憩所も
福岡空港を運営する福岡国際空港㈱(=FIAC=福岡市博多区下臼井、田川真司社長)は11月29日、国内線ターミナル2階の館内休憩室をリニューアルした。
FIACが事務局として運営し、空港に関わる約160事業者で構成されている「TEAM FUK(チーム福岡空港)」で取り組みを進めているES(従業員満足度)向上の一環によるもの。延べ床面積は100㎡。昨年秋に国内線ターミナル2階に暫定的に設置された休憩室を「無印良品」などを展開する㈱良品計画が空間を担当。九州産木材を使用した特注家具を配置したほか、食事ができる座席数を現在の17席から38席、全体の座席数を現在の30席から48席まで拡大、滑走路側にはカウンターを設けた。また、仮眠ができるリラックススペースも確保し、従業員が気分転換やリフレッシュができる環境も整えた。
来年1月には国内線16番スポット付近にランプサイド休憩所を新設、荷物の積み下ろしや給油など屋外でグランドハンドリング業務に携わる従業員向けの休憩所も整備する。
同社では「空港の事業者が一丸となってCS、ESの向上に取り組み、お客さまにも従業員にも選ばれる福岡空港の実現を目指していきたい」としている。