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従来比4倍拡張の新免税店は3月28日にオープン 福岡国際空港
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週刊経済2025年新春特別号
約132ブランド中、新規44ブランド
福岡空港を運営する福岡国際空港㈱(=FIAC=福岡市博多区下臼井、田川真司社長)は12月19日、3月28日に国際線ターミナル3階にオープンする新免税店の取り扱いブランドを発表した。
新免税店は出国審査場から搭乗口までのエリアに展開し、店舗、通路などを含めたエリア面積は従来比4倍の6千㎡。通路の横に商品を配置したウォークスルー型で、「交易都市 FUKUOKA」をコンセプトに福岡の街の風景を切り取った空間を作り、中央に八女提灯、博多織、酒樽からなる高さ8・7メートルの大型櫓を設置する点が特徴。出国審査場を通過直後の最も視認性が高いエリアをブランドブティックとして国内の空港免税店では初となるジャパンブランドに特化した売り場を構成したほか、化粧品や香水などを取り扱うコスメ、ファッションやジュエリー、時計、サングラスを中心としたファッション、酒の各売り場で構成している。取り扱いブランドは12月1日現在約130ブランドで、うち新規は44ブランド(ブランドブティック4ブランド、コスメ27ブランド、ファッション13ブランド)。新規ブランドには国内空港の免税店では初となるブランドも導入するほか、隣接するエリアには、「福岡・九州の食文化を味わうゾーン」として、フードコート「HAKATA FOOD HALL」(フロア面積約1120㎡)を新設、うどん居酒屋「釜喜利うどん」、ハンバーグを主体としたカフェ「レイリー」など8店舗が出店する。
また、3月19日には1階到着口には同空港初の到着時免税制度による到着免税店を先行オープンし、酒、タバコに加え、ハイネマンアジアパシフィック社との提携で、世界的に人気の高いTWG TeaとBACHA Coffeeの取り扱いも始める。