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建設部門の完工高減少で2期連続減収 サイタHD 受注高は54・5%増
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土木建設業のサイタホールディングス株式会社(朝倉市下渕、才田善之社長)の16年6月期連結決算は、売上高が前期比9・5%減の39億8600万円、経常損益は1億3100万円の損失(前期は1億2800万円の黒字)となった。
福岡202号春吉橋う回路橋下部工工事、国道322号八兆峠トンネル(朝倉側)新設工事などの受注で、建設事業部門の受注高は前期比54・5%増の20億6300万円と大きく伸びたが、完成工事高が同18・3%減少したことや、酒類販売事業の落ち込みで2期連続の減収となった。収益面については減収や販管費増加、在外子会社における為替差損の発生などにより、売上総利益は同11・1%減の6億1500万円、営業損失は8000万円(前期は5900万円の利益)、当期純損失は1億7500万円(前期は7700万円の純利益)となった。
今期は売上高47億円(17・9%増)、経常利益が1億円の増収増益を見込んでいる。