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建設、砕石部門の減収で3期連続の経常赤字  サイタHD    売上高は2期連続の減少


 土木建設業のサイタホールディングス株式会社(朝倉市下渕、才田善之社長)の10年6月期連結決算は、売上高が前期比4・3%減の35億53百万円、経常損益が1億33百万円の損失(前期は1億87百万円の損失)となった。
 民間設備投資の減少や公共工事の縮減が進む中、主力の建設部門の完工高が4・4%減、砕石部門の売上高も7・3%減と落ち込み2期連続の減収。また利益面でも、建設、砕石部門の減収に伴う売上総利益の低下が響き3期連続の経常赤字となった。しかし当期純損益はアフガニスタンの建設会社サイタアフガニスタンからの資金受贈益などを特別利益に計上したため、58百万円の黒字(前期は4百万円の赤字)となった。
 今期は売上高が37億円で前期比4・1%増、経常損益は30百万円の黒字を見込んでいる。