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建設、砕石落ち込み2期連続の経常赤字  サイタHD    売上高も3期ぶりの減


 土木建設業のサイタホールディングス株式会社(朝倉市下渕、才田善之社長)の09年6月期連結決算は、売上高が37億1300万円で前期比22・0%減、経常損益が1億8700万円の損失(前期は2000万円の損失)となった。
 民間設備投資の減少や公共工事の縮減が進む中、主力の建設部門の完工高が31・4%減、砕石部門の売上高も15・5%と落ち込み3期ぶりの減収。また利益面でも、砕石部門の減収に伴う売上総利益の低下が大きく響き、経常損失幅は拡大、また純損益も前期の1億3000万円の黒字から4000万円の赤字となった。今期は売上高が40億円で同7%増、経常損益は6000万円の赤字を見込んでいる。