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年間配当金を10円から15円に引き上げ 三井ハイテック 経常利益の大幅増加で
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半導体部品製造の三井ハイテック株式会社(北九州市八幡西区小嶺、三井康誠社長)は13年1月期の期末配当予想を、当初の1株10円(年間)から15円に引き上げた。
昨年下期の業績動向や経営環境の改善を踏まえて配当金を引き上げを決めた。第3四半期時点での経常利益は前年同期比38・7%増の25億2000万円で、通期予想の27億円を9割方達成するなど、利益面での伸展が際立っていた。これを受け、下期の配当金を当初予定の5円から10円に大幅増額し、中間期時点での配当金5円を加えて年間15円となる予定。前期の配当実績は1株10円。
同社の業績は11年度まで4期連続の最終赤字に陥るなど低迷が続いていたが、需要低迷の底打ちや自動車関連部品への重点シフトなどが奏功して12年度から大幅に業績改善が進んでいる。