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年内めどにフォワーダを量産化  松本システム    8輪ホイール式を採用


 粕屋郡篠栗町の産業用機械メーカー・松本システムエンジニアリング株式会社(松本良三社長)は、年内をめどにフォワーダ(林業作業車)の量産化を計画している。
 同機は先進林業機械開発促進事業として林野庁の採択を受けており、従来のクローラー(キャタピラー)方式ではなく、8輪の低圧タイヤのホイール式を採用した点が大きな特徴。8輪のうち4輪の高さを自由に調整できる構造で、小回りが利く高い機動性能を確保。排ガス規制適応外の25馬力エンジン2台を搭載し、合わせて特許を取得している。全長5・3m×幅2・4m×高さ2・8mのコンパクトサイズで、重量は4・5t。最大走行速度は時速10kmで、積載量は4t。オプションでグラップル付ローダークレーンを装備することで、幅広い林道作業に対応できる。名称は「ティラノ424」。また、導入後のメンテ費用を考慮し、市販タイヤを使用でき、ユーザーメンテナンスができるように電気系統を極力省いたシンプルな構造も特徴の一つとなっている。
 同社は1998年2月設立で、資本金は2400万円。従業員は18人で、2013年9月期の売上高は11億5600万円。ストレッチフィルムを使った自動包装機と建設及び林業用のアタッチメントを2本柱に展開しており、松本社長は「フォワーダの年内発売を目指し、最終設計に入った。2~3年後には年間100台を販売して、第3の柱を目指したい」と話している。