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市内オフィス空室率が22カ月ぶりに上昇  三幸エステート調べ    賃料は4カ月連続上昇から微減に


 オフィス仲介の三幸エステート福岡支店(福岡市博多区博多駅前1丁目、中島健一支店長)によると、5月の市内オフィスビル空室率は前月比0・02%増の8・60%で、わずかながら上昇した。同社調査では12年8月以来空室率低下が続いており、22カ月ぶりの上昇となった。
 規模別空室率は、基準階貸室面積200坪以上の大規模ビルが6・2%、同100坪以上200坪未満の大型ビルが8・8%、同50坪以上100坪未満の中型ビルが12・8%だった。主要エリア別では、博多駅前エリアが9・7%、呉服町エリア、天神エリアがそれぞれ7・3%だった。
 募集賃料は坪単価1万469円で、前月から38円低下し、4カ月連続の上昇から微減に転じた。同社では「内部増床を中心にオフィスニーズには底堅さが見られるが、築年数の浅いビルではまとまった面積が確保できる空室に品薄感が強くなっており、需要と空室床にミスマッチが目立ち始めた。今後需給バランス改善のペースが低下する可能性もある。賃料面では競争力のある築浅物件を中心に募集賃料を引き上げる動きも目立ち始めた。市況の改善傾向に変わりはない」と分析している。