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工場排水などの浄化処理分野の受注を強化 ゼオライト 3月にも新たな排水処理装置完成へ
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水処理プラント設計・施工業のゼオライト株式会社(福岡市博多区那珂5丁目、河村勝美社長)は、今後工場排水などの浄化処理分野の受注強化を図る。
コスト削減や災害時のライフライン確保を目的とした地下水向け自家用水道設備の製造・販売業務が売上高の60%以上を占める中、これに次ぐ新たな収益の柱として、昨今環境基準の厳格化で下水や工場排水の浄化ニーズが高まる環境保全分野のさらなる事業拡大を図る。
これに伴い、同社では3月の完成に向けMBR(膜分離活性汚泥法)と呼ばれる新技術を搭載した排水処理装置の開発が進行中。従来のろ過方法と比べ設備を小型化できる利点を生かし、中小の食品工場などでの導入を目指す。
同社は1969年11月創業、70年8月設立、資本金は9000万円、2013年7月期の売上高は27億2000万円、従業員数は100人。