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就職率は8・5ポイント減の88・3%  九州産業大学    求人減の7割は関東企業


 九州産業大学(福岡市東区松香台、佐護譽学長)の10年3月卒業者の就職決定状況は、前年比8・5ポイント減の88・3%だった。
 文系は90・6%、理系は81・8%。リーマンショックによる全国的な就職難の影響を受け、ここ10年でもっとも低い水準となった。求人数は前年度比で30%減。求人を取りやめた企業の7割は関東圏に本社を置く企業だった。就職先の地域別占有率を見ると、福岡は同0・9%増の49・7%、福岡以外の九州各県は同2・9ポイント増の11・2%、関東圏は同13・1ポイント減の22・6%だった。
 11年3月卒業予定者の求人数もさらに2割強減少しており、今期の就職環境はさらに悪化すると見られている。これを受け、来年度からは1年次の就職関連の講座を単位制にするなど、就職支援の強化を図る予定という。久保裕道キャリア支援センター事務部長は「今期がもっとも悪い時期とは思うが、団塊世代の退職時(07年度)のような大量採用の時代はしばらく来ないだろう。厳選採用に勝ち抜くための学生のスキルアップが必要」と話している。