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就職決定率は87・1%で4・5ポイント減  福岡大学    求人数は4559件で25・7%減


 福岡大学(福岡市城南区七隈8丁目、衛藤卓也学長)の09年度の就職決定率は、87・1%減で前年比4・5ポイント減少した。今年3月の卒業生は3906人、そのうち就職希望者2694人で2346人の就職が決定した。大学院への進学者は242人だった。
 男女別の決定率は男子が89・5%の1522人で2・8ポイント減少、女子が82・9%の824人で7・6ポイント減少した。県内企業に就職したのは1027人で全体の43・8%、求人件数は4559件で25・7%減少した。学部別では人文学部81・5%、法学部87・4%、経済学部87・6%、商学部86・3%、商学部二部68・3%、理学部87・9%、工学部93・7%、スポーツ科93・7%だった。立花時弘就職・進路支援センター事務部長は「サービス業、卸・小売業、製造業などを中心に求人件数が大幅に減少した。特に関東地区企業の求人件数が減少し、県内企業への就職者が増加した」と話している。
 主な就職先は株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ、株式会社大林組、九州電力株式会社、九州旅客鉄道株式会社、株式会社九電工、西部ガス株式会社、大和ハウス工業株式会社、タカラスタンダード株式会社、株式会社竹中工務店、中外製薬株式会社、塩野義製薬株式会社、株式会社西日本シティ銀行、西日本鉄道株式会社、日産自動車株式会社、株式会社福岡銀行、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社日本政策金融公庫、ヤマエ久野株式会社など。