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就職未決定の学生対象に卒業延期制度  北九州市立大学    最長1年、授業料を4分の1に


 北九州市立大学(北九州市小倉南区北方4丁目、矢田俊文学長)は、1月26日、卒業条件を修了している就職未定学生の卒業延期制度をスタートした。
 全国的な就職率低迷を受けて、就職未決定学生救済策として実施するもの。通常、卒業延期を希望する学生は単位を落として留年するなどの方法があるが、この制度では卒業に必要な単位を取得済みでも希望すれば最長1年間卒業延期できる。また、授業料は通常の4文の1の費用で在籍でき、対象学生のための就職支援特別プロジェクトも発足する計画。矢田学長は「教授会と学長が学生本人からの申し出があれば決定できる。大学に在籍していることで新卒扱いとなるほか、大学からもサポートしていく」と話している。