NEWS

小郡鳥栖南スマートインターチェンジが開通 福岡県と佐賀県など


週刊経済2024年6月5日発行号

物流の効率化、アクセス向上など期待

福岡県と佐賀県、小郡市と佐賀県鳥栖市、西日本高速道路㈱などが整備を進めてきた九州自動車道小郡鳥栖南スマートインターチェンジ(スマートIC)が、6月9日午後4時に開通する。
九州自動車道鳥栖IC―久留米IC間の小郡市福童に設置されるETC専用のインターチェンジ。24時間運用で全方向での利用ができる。2018年7月11日に味坂スマートインターチェンジ(仮称)地区協議会が設立、18年8月に国土交通大臣から福岡県知事に連結許可が下り、20年12月から工事に着手していた。
同ICの開通により、鳥栖商工団地やグリーン・ロジスティック・パーク鳥栖などの物流拠点から九州道への所要時間が短縮され、大型トラックなどによる交通渋滞緩和などが期待されるほか、IC周辺の開発、企業誘致の促進が期待される。これに合わせ、県は3月17日にアクセス道路としての県道鳥栖朝倉線をすでに開通させている。