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小竹町で2MWのメガソーラー発電  広島のウエストエネルギーソリューション    投資額6億円


 太陽光発電システム施工大手の株式会社ウエストエネルギーソリューション(広島県、恩田英久社長)は、来年2月から鞍手郡小竹町で2MWのメガソーラー発電事業を開始する。県内2カ所目で、投資額は6億円。
 場所は御徳波打地区で、農地から住宅用地に造成され、現在はさら地になっていた町有地約5万4000平方m。日照環境が良く、発電効率が高いと判断し、事業開始に踏み切った。同社ではメガソーラー発電事業を和歌山市、岡山県笹岡市、広島県世羅町、新潟県胎内市など国内20カ所で展開しており、県内では朝倉郡東峰村に次ぎ2カ所目。250wのパネルを8148枚使用し、年間の供給可能発電電力量は、一般家庭約600世帯分に相当。発電した電力は、九州電力に売電する。土地の契約期間は20年で、売電で得た収入のうち一定割合を賃料として町に支払う。同社では、「九州は日照時間が長く、メガソーラー事業を展開するには適した地域。今後も日照環境の良い立地を選定し、全国250カ所展開を目指したい」と話している。
 同社は1981年10月設立。資本金は1000万円。従業員は130人。現在、全国各地でメガソーラー発電事業を展開しており、東峰村では1・7MWの発電を予定している。