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宮若市のグループ会社工場を増設 三興バルブホールディングス


週刊経済2024年11月27日発行号

需要増に対応

 管工機材や住設機器販売の三興バルブホールディングス㈱(福岡市博多区石城町、長﨑洋也社長)は、宮若市の関連会社工場を増設。12月からの稼働を見込んでいる。

 2020年に設立した、配管部材の加工や図面作成事業を手掛けるグループ会社㈱エフライズの工場「宮若BASE」で、現在の工場は建屋面積が約2千㎡、昨年末に稼働を開始したが需要増で手狭となり、現在約1千㎡の建屋を建設している。工場の敷地面積は約1万4850㎡で長﨑社長は「第3工場までは現地で賄えるが、それ以上に需要が伸びる場合は、また新たな生産拠点が必要になる可能性もある」と話している。

 三興バルブホールディングスは2019年に三興バルブ継手㈱、武蔵鋼管㈱、㈱協和商会の3事業会社の持ち株会社として設立、資本金は4500万円。従業員数は180人(グループ)。32年12月期グループ売上高は138億円。現在はエフライズ、㈱翔栄エンジニアリング、㈱エル・シーを加え6事業会社体制となっている。