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安心・安全の取り組みで2024年度グッドデザイン賞 コンダクト
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週刊経済2024年12月4日発行号
大分最大規模の「新・京が丘団地」で
不動産デベロッパーのコンダクト㈱(北九州市小倉北区浅野2丁目、和田克之社長)は10月16日、大分県最大規模の分譲地「新・京が丘団地(約1600戸)」の安心・安全の取り組みにおいて、2024年度グッドデザイン賞を受賞した。
同賞は公益財団法人日本デザイン振興会の主催でデザインが優れたモノ・コトを評価、推奨するもの。京が丘団地は、2017年に販売開始。現在までに7期の分譲販売を実施している。コンダクトが中心となり九州大学大学院などと産学官の共同研究でデザイン監修し一帯を開発。周囲約3キロメートルの山林に囲まれた戸建て団地内で、子育て世代のヤングファミリーが安心・安全に街区公園で外遊びができるよう仕組みを整えた。
主に街区公園に防犯カメラを設置し、アプリにより時間場所問わずに子どもの姿を見ることができるサービスを民間企業、行政、自治会と協働で実現。通信技術が進み高精細な動画のリアルタイム送信が可能になったことで大量のカメラで街を記録、管理することが技術的にも容易になり、住民理解のもとで地域全体の見守り機能を導入したモデルケースとして評価された。11月5日、東京ミッドタウン(六本木)で受賞祝賀会が開かれ、和田社長は「受賞を機に、デザインの活用を積極的に推進し、安心・安全のまちづくりに尽力する」と話している。