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学園創立６０周年を記念し８階建て実験実習棟を建設 　中村学園大学　　　 機能集約し来年２月完成

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　中村学園大学（福岡市城南区別府５丁目、甲斐諭学長）は、キャンパス東側に８階建ての実験実習棟を建設している。
　母体の学校法人中村学園の創立６０周年を記念して建設しているもので、各所に混在していた調理実習室や実験実習室などを集約し、施設・設備の機能充実を図るとともに教育研究効果の向上を目指す。場所は南側の正門から入った左側で、東１号館を解体した跡地。延べ床面積は８３７０平方mで、着工は昨年１０月末、完成は２０１５年２月中旬。主要施設として給食経営管理実習室（実習室、実習食堂、演習室）、調理実習室（示範室、準備室、実習室、試食室、更衣室、大講義室兼示範室）、実験実習室（授業用実験室、準備室、講義室、更衣室）を設置するほか、研究用共同実験室、薬膳科学研究所などが入る。また、総合的な自主学習のための環境整備を図り、グループ学習や討論会など様々な学習形態の活用に対応できるスペース（ラーニングコモンズ）を設ける。