NEWS

学内食堂が食品衛生優良施設に 中村学園大学・短大


週刊経済2025年4月9日発行号

ハード・ソフトの両面で評価

中村学園大学・中村学園大学短期大学部(福岡市城南区別府5丁目、久保千春学長)の学内食堂「食育館」が3月19日、食品衛生優良施設に認定された。

食品衛生に関する独自の取組や工夫をし、施設の衛生管理や従業員の資質の向上に努め、ほかの模範となる施設を福岡市が表彰するもの。自動式手洗い設備や自動式フットスイッチドアの設置、手洗い場へのタイマー設置のほか、手洗いマニュアル掲示、従業員の衛生知識の向上、衛生管理の周知徹底を目的とした研修動画・衛生ポスター等による研修などが評価された。ほかにも、パソコンを用いたデータの共有管理や衛生巡回のほか、360度カメラで撮影した記録を基にリモート巡回による点検や改善にも努めている。

同学園では「食育館は、昨年9月に学園創立70周年を記念しリニューアルされ、新たなランチメニューの販売や、キャッシュレス決済、スープサーバーの導入など、学生たちがより利用しやすい施設となった。これからも、管理栄養士・栄養士の養成施設の使命として、食育推進日本一の食堂を目指していく」と話している。