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子会社3社を吸収合併 コカ・コーラWH 新社名「コカ・コーラウエスト」に
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コカ・コーラウエストホールディングス株式会社(福岡市東区箱崎7丁目、末吉紀雄代表取締役CEO)は、1月1日付で、同社100%子会社のコカ・コーラウエストジャパン株式会社(同市、原田忠継社長、以下CCWJ)、近畿コカ・コーラボトリング株式会社(大阪府摂津市、吉松民雄社長、以下近畿CCBC)、三笠コカ・コーラボトリング株式会社(奈良県天理市、宮木博吉社長、以下三笠CCBC)の3社を吸収合併し、社名も「コカ・コーラウエスト株式会社」に変更した。これに伴い、代表者の末吉紀雄代表取締役CEOの呼称も代表取締役社長兼CEOに変更した。
同社は2006年7月にCCWJと近畿CCBCとの経営統合により発足。その後はザ・コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社との協働を一層強化するとともに、それまでエリア単位だった物流機能、製造機能、機器サービス機能をそれぞれ統合し、経営基盤の強化や業務効率化を進めてきた。しかし、グループを取り巻く経営環境が一段と厳しさを増す中、経営統合効果のさらなる実現と経営基盤、営業力の一層の強化を目指しグループ集約化を図った。
今回の統合で同社は、日本の約3割を占める巨大な市場を営業地域とする国内最大、世界でも有数の規模を持つボトラーとなった。末吉代表取締役社長兼CEOは「この合併により『世界のリーディングボトラー』となるための活動をより一層推し進め、ザ コカ・コーラカンパニーならびに日本コカ・コーラの戦略的パートナーとして、従来のボトラーの枠を超え、商品開発やテストマーケティングなど様々な取り組みを協働で展開し、日本のコカ・コーラビジネスの変革をリードする役割を担いたい」と話している。
CCWJは06年7月設立、資本金は1億円。売上高は1628億1300万円(07年12月期)。従業員数は1513人。近畿CCBCは1960年9月設立、資本金は1億円。売上高は1438億、600万円(07年12月期)。従業員数は1312人。三笠CCBCは1962年12月設立、資本金は1億円。売上高は265億1400万円(07年12月期)。従業員数は251人。
同社は1960年12月設立、資本金は合併後も変わらず152億3100万円。売上高は連結4095億2100万円、単体2148億6200万円(07年12月期)。従業員数は連結8301人、単体3147人(09年1月1日現在)。役員は変わらず次の通り。
▼代表取締役社長兼CEO 末吉紀雄▼取締役副社長 原田忠継、吉松民雄、森田聖▼取締役専務執行役員 太田茂樹▼取締役 株式会社リコー代表取締役会長桜井正光、日本コカ・コーラ株式会社代表取締役副社長マイケル・クームス、南九州コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役会長本坊幸吉