NEWS
- 地域
子会社3社を事業ごとに分割・再編 コカ・コーラウエスト 1月1日付
Tag:
大手清涼飲料メーカーのコカ・コーラウエスト株式会社(福岡市東区箱崎7丁目、吉松民雄社長)は、100%子会社で地域ごとに事業展開するコカ・コーラウエストジャパンセールス株式会社(同区箱崎7丁目、浜崎義明社長、以下CCWJS)と西日本ビバレッジ株式会社(同区箱崎ふ頭5丁目、麻原芳基社長、以下NNB)、関西ビバレッジサービス株式会社(大阪府摂津市、櫻井信吾社長、以下KBS)の3社を事業ごとに西日本ビバレッジ株式会社(新NBB)とウエストベンディング株式会社(WV)、新設のコカ・コーラウエストリテールサービス株式会社(福岡市東区箱崎7丁目、浜崎義明社長、以下CCWRS)の3社に再編するとともに、会社分割後のNNBを吸収合併した。1月1日付。
経営基盤の強化、グループにおけるベンディングビジネスの強化、統合による効率化などを目指すもの。分割方式は、吸収分割によりCCWJSが自動販売機のオペレーション事業の一部をNNBから、同じく自動販売機のオペレーション事業および支店内勤業務の一部をKBSから承継。KBSが飲料販売およびオフィスコーヒーサービス事業の一部をNNBから承継する。また本社分割に伴い、KBSの商号を「西日本ビバレッジ株式会社」、本店所在地を福岡市東区箱崎7丁目に変更。CCWJSの商号を「ウエストベンディング株式会社」に変更した。さらにCCWJSが同社グループで担っていた飲料の配送業務は新設のCCWRSが担当する。コカ・コーラウエストでは「今回の会社分割に伴う連結業績への影響は軽微」としている。なお、分割当事会社の概要は次の通り。
CCWRSは2009年11月設立、資本金は8000万円。事業内容は飲料の配送。決算期は12月。CCWJS(承継会社)は1983年10月設立、資本金は8000万円。事業内容は自動販売機のオペレーション。売上高は82億6800万円(2008年12月期)。NBB(分割会社)は2001年12月設立、資本金は1億円。事業内容は飲料の販売。売上高は187億7100万円(同)。KBS(分割会社、承継会社)は1986年1月設立、資本金は1億円。事業内容は飲料の販売。売上高は270億2400万円(同)。