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奄美観光大使に就任 南洋リゾートの山田社長 観光業発展に寄与
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ホテル経営の南洋リゾート株式会社(福岡市中央区舞鶴1丁目)の山田洋之社長は6月7日、奄美大島観光物産協会(鹿児島県奄美市名瀬末広町、谷芳成会長)から奄美観光大使に任命された。
山田社長は個人で2008年に初めて奄美大島を訪れて以来、今まで同島に30人以上を引率してきた。また、南洋リゾートが14年にホテル「ライベストイン奄美」(瀬戸内町)の開業やレジャー事業を展開し、地元の観光業発展に寄与。さらに、グループ会社のオープンフードサービス株式会社が福岡市内で経営する飲食店では、奄美固有のお酒である黒糖焼酎を販売するなど奄美大島のPRに貢献している点が評価された。任期は3年間。
また、南洋リゾートでは、観光客の増加を背景に同島で8月1日からレンタカー事業を開始する。島の北部にある奄美空港と南部の古仁屋の2カ所で乗り捨てできるシステムで、観光客の利便性向上を図る。さらに奄美大島周辺から買い物に来る離島住民の需要も見込んでいる。利用料金は12時間3500円。レンタカーの配車台数は10台で、利用状況に合わせ増車する。山田社長は「9月には福岡-奄美大島の直行便の時間改正で滞在時間が長くなり、より楽しんでいただける環境も整う。さらに奄美の魅力を発信していきたい」と話している。
山田社長は山口県出身。1971年7月4日生まれの44歳。九州電子技術専門学校卒。趣味はダイビング。