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奄美大島に５階建てホテル開業 　南洋リゾート　　　 全２３室

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　ホテル運営の南洋リゾート株式会社（福岡市中央区舞鶴１丁目、山田洋之社長）は１０月１５日、鹿児島県の奄美大島に５階建てホテルをオープンした。
　今年３月に取得した廃業ホテルを、地域振興を進める自治体の優遇制度を活用し、大規模改修して開業した。ホテル名は「ライベストイン奄美」。場所は瀬戸内町古仁屋松枝地区の県道７９号沿い。敷地面積は４５２平方m。延べ床面積１５６４平方m。１階がフロント、ロビー、２階が多目的ホール、３～５階が客室。客室は２３部屋。全室禁煙の洋室で、ダブル、ツイン、デラックスツイン、スイートルームの４種類。宿泊料金は一泊朝食付きで９０００円から。海に近いことから、マリンスポーツをする観光客の宿泊利用を見込み、ダイビングやサーフィン器材専用の洗い場や干し場を設けている。スタッフは結城陽治郎支配人を含む５人程度。
　山田社長は「最上階からは瀬戸内の海が一望でき、廃業前には皇室の秋篠宮さまも利用されていたという。奄美大島は鹿児島県が２０１６年度の世界自然遺産登録を目指しており、海以外の観光産業もある魅力的な島」と話している。
　同社はマンション立体駐車場メンテナンス株式会社（同）のグループ会社として今年１月に設立した。