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太陽光設備工事増で売上高16・7%増の2793億円  九電工    経常利益55・1%増の89億円


 株式会社九電工(福岡市南区那の川1丁目、西村松次社長)の2014年3月期連結決算は、売上高が前期比16・7%増の2793億1000万円、経常利益が同55・1%増の89億800万円で増収増益だった。
 技術提案による太陽光設備や首都圏における大型案件を中心に、工事受注高及び売上高が増加した。工事受注高については、前期比14・5%増の2931億4900万円と増加した。利益面では、売り上げ増加に伴う営業増益や、コスト削減効果などによって工事採算性が向上し、当期純利益は27・7%増の36億8100万円と、営業利益、経常利益及び当期純利益ともに前期を大幅に上回った。
 セグメント別に見ると、設備工事業は期首の手持工事高が前期に比べ増加した影響に加え、太陽光発電設備工事が大幅に増加したことから前期比15・5%増の2677億5700万円となった。セグメント利益は、売上高の増加に加え、コスト削減効果などによって工事採算性が向上したことから前期比79・6%増の79億800万円となった。
 その他の事業では、材料・機器の販売事業が増加したことに加え、太陽光発電事業を新たに開始したことから売上高は前期比56・2%増の115億5200万円となった。セグメント利益は前期比32・6%増の2億9000万円となった。
 今期は、主要エリアの九州で、総員営業の徹底やアフターサービスの充実など信頼関係の深化に取り組むほか、電力設備投資の動きに適切に対応し、配電線工事の収益安定化へ向けた構造改革を進める。さらに、建設需要の拡大が期待される首都圏での業務拡大を目指し、東京本社の営業、施工体制を整備し、営業力、技術力を一層強化して競争力を高め、利益を重視した営業戦略を徹底する。これらを踏まえ、売上高は前期比7・4%増の3000億円、経常利益は同20・1%増の107億円、当期純利益は同52・1%増の56億円で増収増益を見込む。