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太陽光発電の手続き遅れ上期業績を下方修正 サニックス 通期は変更なし
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環境資源・エネルギー事業の株式会社サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政伸一社長)は9月第2四半期連結業績予想を下方修正した。太陽光発電の、電力会社の配電に系統連係する手続きが遅れているため。
同社が主力とする産業用太陽光発電設備の認定件数が今年2、3月に急増したことで、各電力会社の配電に接続するための系統連係申し込みが想定以上に増加して検討期間が延びていることから、同期売上高を予想比18・2%減の512億円、営業損失12億5000万円、経常損失11億4000万円、純損失14億9000万円のそれぞれ赤字に予想を修正した。通期業績予想は、「5月以降の産業用太陽光発電システム設備認定申し込みは当初の想定を大きく超える水準で、加えて営業戦略を見直し早期に施工に着手できる案件の獲得に注力してすることで、第2四半期累計期間の売上高減額分を下半期に補完できる」として修正はしていない。通期連結では、売上高は91・8%増の1615億円、営業利益は3・1倍の140億円、経常利益は3・2倍の138億円、当期純利益は約3倍の88億3000万円を見込んでいる。