NEWS

  • 地域

太陽光売電型戸建て住宅の分譲開始  佐賀県の朝日工業    売電収入をローン返済に


 佐賀県を中心に住宅、不動産事業を手がける株式会社朝日工業(同武雄市朝日町、野畑龍彦社長)は7月17日、太陽光パネルを売電目的で設置する戸建て住宅の販売事業を開始した。10kW以上のパネルを設置する分譲案件は同社初。
 一般家庭の太陽光パネル平均設置量5kWの3倍に相当する16~17kWを戸建て住宅の屋根に設置し、売電収入を住宅ローンの返済に充てることで、安価で住宅購入ができる仕組み。購入者が銀行の住宅ローンを組む折衝も担当するなど、持ち家離れが進む若年層を取り込んでいく。同社では同日、戸建分譲地「サンライズ川良」(同町大字富岡)をオープンし、モデルハウスの見学会と分譲9区画の販売を開始しており、今後は同様の分譲地を複数展開していくほか、土地所有者からの注文住宅にも対応する。
 サンライズ川良の分譲住宅(全棟パナソニック製パネル14・4kWを設置)の場合、販売価格2100万~2300万円に対して、20年間の売電収入合計は約1200万円。月々に換算すると住宅ローン約9万円から売電収入約5万円を差し引いた4万円前後を購入者はローン返済していく。野畑社長は「分譲ソーラーやメガソーラーで培ったノウハウを、今後は本業の住宅設計や建設にフル活用していく」と話している。
 同社は1965年4月設立。資本金は3000万円。14年3月期の売上高は25億円。従業員は40人。