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太宰府参道店を物販からラーメン店に業態変更 一蘭 受験生、外国人取り込む
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とんこつラーメン店を展開する株式会社一蘭(福岡市博多区中洲5丁目、吉冨学社長)は12月22日、太宰府駅前の参道店を飲食業態に変更する。
2013年に物販店としてオープンした同店は、同店限定商品などを中心に販売してきたが、来店客からの飲食需要が高かったため、業態変更した。店舗面積は260平方m。席数はカウンター16席。学問の神様として有名な天満宮には毎年多くの受験生が訪れることから、提供するラーメン(税込み890円)を五角形の「合格どんぶり」で提供するほか、麺は縁起を担いで通常の2倍の長さ(59センチメートル)となっている。メニューだけでなく、店内では縁起の良い内装を施し、接客も工夫を凝らす。年中無休で、営業時間は午前9時から午後8時。店内では引き続き、みやげ品を取り扱う。同社では「合格どんぶりの底には『決定』の文字をあしらうなど、とことん縁起の良いもの取り入れた。県内有数の観光地の立地を生かし、外国人観光客も取り込んでいきたい」と話している。
同社は1993年設立。資本金は4000万円。従業員数は262人。売上高は146億円(2015年12月期)。