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天神華都飯店をヒューリックスクエア福岡天神に移転 JR九州フードサービス


週刊経済2024年12月4日発行号

来年1月31日に

九州旅客鉄道㈱の子会社で飲食店運営事業を手掛けるJR九州フードサービス㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、福澤広行社長)は来年1月31日、同市中央区天神2丁目のDADAビル7階で運営する本格中華料理店「天神華都飯店(テンジンシャトーハンテン)」を同町内に新設される複合施設「ヒューリックスクエア福岡天神」2階に移転オープンする。
「華都飯店」は、中国料理研究家の馬遅伯昌氏が1964年東京・三田に「華都飯店」(現在は東京・六本木に移転)を開いたのが始まりで、天神華都飯店は馬家伝統の本格的な中華料理を堪能できる店として天神で34年にわたり親しまれてきた。明治通り沿い、商業施設・パルコ新館の西向かいに建て替えられ、高さ92m、地上19階・地下3階建てでホテルやオフィス、商業からなる新ビルへの移転で、「34年の歴史が育んだ伝統的な中華の味を受け継ぎながら新たな味を探求し、さらなる魅力を発信していく」という。
新店舗は店舗面積が約193㎡で座席数は52席。新店舗の内装は現店舗の格式高いイメージを継承しながら、ウォームグレーや木目も使用し、和やかな雰囲気でゆっくりと寛ぎながら食事ができる空間にする。 営業時間は午前11時~午後3時、同5時~10時を予定し、定休日は未定。現店舗での最終営業は12月22日までで、同23日から来年1月30日までを休業期間とし、同31日に新店舗をオープンする。