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天神地区に傘しずくふき取り器500台設置へ  すいとるクリーン    春まで商業施設などに


 傘しずくふき取り器「すいとるクリーン」製造の有限会社日ノ出(福岡市博多区比恵町、白石芳則社長)の販売子会社・すいとるクリーン株式会社(同)は、春までに、同市中央区天神地区の商業施設などに同製品を500台設置する計画を進めている。
 傘のビニール袋削減などによる天神の美化、環境保全推進を目的に、「すいとるクリーン」の販売代理店である株式会社フクイン社(同町、福原秀憲社長)と協力して取り組んでいるもの。趣旨に賛同する企業・団体から協賛を募り、通常1台約15万円前後の「すいとるクリーン PURE」を、月々5000円~で、2年間利用できるようにして、商業施設や官公庁などへの普及を図る。同製品には広告スペースをつけ、広告が入れられるようになっている。また、同製品の製造で発生した分のカーボンオフセットを出荷時点で実施し、その後使用した分はすべて商業施設や官公庁など設置者のカーボンオフセットにつながるようにする予定。白石社長は「エコバッグが推進されている中では、傘のビニール袋もなくしていく必要がある。すいとるクリーンは広告効果もあり、雨水のしずくをとれるので転倒防止にもつながる。天神地区で広がれば全国でも同様の動きができるようになるのではないか。この製品が環境について考える足がかりの1つにつながってほしい」と話している。「すいとるクリーン」は日本・アメリカ・中国で特許を取得しており、07年に福岡県新商品生産による新事業分野開拓者認定制度に認定されている。使用する際には電力は一切必要なく、現在全国で約2000台を設置しているという。
 同社は2008年1月設立。資本金は300万円。従業員数は3人。白石社長は福岡県出身。1945年10月7日生まれの63歳。小倉工業高校卒。趣味は将棋。