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天神テルラビル1階をリニューアル  山口油屋福太郎    観光客向け土産・カフェ店に


 外食資材卸、辛子明太子メーカーの株式会社山口油屋福太郎(福岡市南区五十川1丁目、山口毅社長)は8月2日、運営する飲食ビル「天神テルラ」(同市中央区渡辺通5丁目)1階をリニューアルし、土産店とカフェ店をオープンした。
 これまで同ビル1階は、居酒屋「ちゃんどら」と明太子販売店として運営していたが、生産増強している明太子せんべい「めんべい」などの売り上げ拡大を図り、観光客をターゲットとした店舗に改装した。土産店では、めんべいのほか、辛子明太子、ラーメンなど200種類を販売している。カフェスペースでは、飲み物と、めんべいのセットや明太子を使用したご飯メニュー「福太郎めんたいボウル」などを提供。店舗面積はこれまで同様180平方m、従業員7人体制となる。同社では「博多の新しい買い物、グルメスポットとなるような店づくりを心掛けている。天神テルラ店でしか味わえない商品や企画も提供していきたい」と話している。
 同社は1909年3月創業、55年1月設立。資本金は1000万円。出先は飲食ビル「天神テルラ」、直営店7店、和食店、温浴施設2店舗。山口社長は福岡市早良区出身、36年2月23日生まれの77歳、趣味は8ミリカメラ。