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大牟田市小川町に病院を新築移転 医療法人コミュニティライフサポートすがはら 8月1日
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医療法人コミュニティライフサポートすがはら(菅原謙三理事長)が経営する菅原病院は8月1日、大牟田市上屋敷町から同市小川町に新築移転した。
老朽化と、高齢者・障がい者関連事業の展開に向けた新築移転。同法人は、今年5月に高齢者向けの地域密着型特定施設「てとての森」と地域交流施設「てとての広場」を新住所に開設していたが、今回病院が完成し全面オープンしたもの。場所は大牟田市諏訪ポンプ場東側。以前は4階建てだったが新病院は2階建てにし、延床面積は約2500平方mから約3500平方mに拡張した。また、今回の新築移転で医療設備の拡充や、1人当たりの病床の面積を広げるなど環境を改善したほか、スタッフ数は介護施設の開設に合わせ約20人増員し70人体制にした。病床数は以前と同じ60床。また「てとての森」では18部屋を設置している。同法人は「今後も地域と連携を図りながら、地域の医療機関としての役割を認識し、責任を果たしていきたい。子どもからお年寄りまで、すべての方に利用していただける場所をめざしたい」と話している。
また同法人は、新たに敷地内に障害児支援の放課後等デイサービスを開設する予定で、今年12月の竣工を目指している。面積は約390平方mになる計画。
同病院は1963年設立。2012年に法人化。スタッフ数は70人。診療科目は呼吸器内科、循環器内科、胃腸内科、小児科、内科、放射線科、リハビリテーション科、漢方内科。