大橋店を２８年ぶりの建替えリニューアル　九州三菱自動車販売

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週刊経済2025年4月23日発行号

電気自動車２４時間充電可能に

九州三菱自動車販売㈱（福岡市中央区薬院３丁目、牟田弘昭社長）は３月１５日、同市南区塩原３丁目の九州三菱自動車販売大橋店をリニューアルオープンした。

西鉄大橋駅前交差点に位置する同店は、１９７８年３月に営業を開始。９７年３月にオフィスビル一体の店舗として建て替えて以来、２８年ぶりの大型改装となった。新店舗は電動車両（ＰＨＥＶ・ＥＶ）の社会的意義や価値を発信する次世代型の「電動ドライブステーション」としてリニューアル。同業態は、福岡本店、二又瀬店、則松店、久留米支店に続き県内５店舗になる。敷地面積は１６２４㎡。店舗面積は１３１９㎡。ビル壁面に太陽光パネルを設置。太陽光で発電した電力で充電する仕組みで、電動車両のエネルギーソースを具現化。また、新たにラウンジスペースを設けたほか、生活家電を揃えたライフスタイルコーナーを設置し、太陽光発電システムと合わせ、Ｖ２Ｈ（Vehicle to Home）機器と電動車両による電力供給を実演し、エネルギーモニターで実際の電力の流れを体験、災害時における電動車両の社会的役割を提案する。同社では「電動ドライブステーションを推奨し、これからのカーライフにふさわしい設備とサービスを備えた新しい空間を提供していく」と話している。