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大型風力発電用低圧発電機、コンバータを発売  安川電機    年100~200セット販売へ


 株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、津田純嗣会長兼社長)は3月から、大型風力発電用電機品シリーズの低圧発電機とコンバータを販売する。
 同社の大型風力発電用電機品「Enewin」シリーズは2010年5月の発売以来、将来に向けた洋上風車など風車の大型化ニーズにあわせて高電圧化に対応する発電機とコンバータを販売してきた。今回は、既存の風力発電システムに広く採用されている6905(低圧)仕様に対応するもの。発電機は高速、中速、ダイレクトドライブの各タイプに対応できる永久磁石式発電機で、コンバータは風力発電に必要な機能を全て搭載したフルコンバータになっている。また、従来のコンバータに比べて風況変動に対する追従性が向上した。年間で100~200セットの販売を目指す。