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大型ビル取得で営業収益過去最高に  福岡リート投資法人    所有16物件稼働率は99%


 福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、茶木正安執行役員)の09年8月期決算(09年3月~8月)は、売上高にあたる営業収益が56億2100万円で前期比2・8%増加し、過去最高となった。経常利益は18億6100万円で同3・7%減少した。
 3月に大型オフィスビル「東比恵ビジネスセンター」を取得したことが奏功し増収。一方、同ビル取得に伴う管理費や各費用が増えたことで営業利益は23億7100万円で同1・4%減。当期純利益は18億6000万円で同3・7%減となった。福岡のオフィス需要が低迷する中、同ビルが稼働100%となるなど、所有16物件の期中平均稼働率は99%と高水準を維持。分配金は投資口1口あたり1万7377円で、想定より677円プラスとなった。今期(2010年2月期)は営業収益55億9200万円、経常利益17億7800万円を見込む。

 福岡リアルティ、福岡の将来像研究をスタート

 また、同投資法人の運用会社・株式会社福岡リアルティ(同、茶木正安社長)は、福岡の将来像研究に乗り出す。このほど九州大学大学院教授など学識者で設立された都市研究の「有限責任事業組合 福岡都市成長戦略プロジェクト」に研究費を拠出。同時に同社員7人程度を研究員として参画させる。
 「有限責任事業組合 福岡都市成長戦略プロジェクト」は、10月13日、星野裕志九州大学大学院経済学研究院教授、横山研治立命館アジア太平洋大学国際経営学部学部長、坂口光一九州大学大学院工学研究院教授、岡田昌治九州大学知的財産本部国際産学官連携センター国際法務室室長の4人で設立された。研究を通して“福岡”の課題を一つひとつ分析し、“福岡”を言い表すことができる「キラーワード」を見つけ出すことが目的。同社は同組合と共同で、まずは来春までに、福岡の課題を把握した上で、データ分析や海外のモデル都市との比較検証を実施。「キラーワード」設定も含めて、新たな福岡の将来像をレポートとしてまとめたい考え。