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大名1丁目に新店舗開設し、本社移転  R‐ism FUKUOKA    テナント仲介などに注力


 不動産の管理、仲介業の株式会社R-ism FUKUOKA(同市中央区天神2丁目、井上隆社長)は12月20日、中央区大名1丁目に新店舗をオープンし、同所に本社を移転した。
 これまで商業ビル5階の本社兼店舗でウェブサイトでの集客を強みに賃貸や売買仲介事業を手掛けており、このほど福岡市内の売買仲介、テナントやリノベーション物件の賃貸仲介に特化した路面店舗を出店することで他社同業者との差別化を図る。
新店舗「DIG(ディグ)」の場所はプラザホテル天神の西側のテナントビル1階。大名の老舗パン屋「ボンジュール」入居跡地をリノベーションしており、路面側の壁が一面ガラス張りで、内装は打ち放しコンクリートやレンガ風の壁を施し、バーカウンターやソファーを設置している。店舗面積は約26平方m。スタッフは2人で、今後増員する計画。また業務提携した個人の不動産事業者にも店舗を開放し、「人と情報が集まる場所にしていきたい」という。営業時間は午前10時から午後9時まで。
 井上社長は「大手業者が独占しがちな優良な物件情報をエンドユーザーに発信していきたい。めずらしいカフェ風の店舗にすることで大名の新たなランドマークになれれば」と話している。