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外国人労働者は過去最高更新の7万6199人 県内の外国人雇用状況


週刊経済2025年2月12日発行号

雇用事業所数は8・6%増

福岡労働局調べによる福岡県内の外国人労働者数(2024年10月末時点)は、前年比17・2%増の7万6199人だった。

2007年に外国人雇用状況の届出制度が義務化されて以降、過去最高。雇用事業所数は、前年比8・6%増の1万2330カ所と過去最高を更新した。国籍別では、ベトナムが全体の28・7%を占める2万1888人、ネパールが1万6019人(21%)、中国が1万1034人(14・5%)、インドネシアが5649人(7・4%)。在留資格別では、留学が2万3243人、専門、技術的分野が1万9806人、技能実習が1万8279人、永住者や定住者、日本人の配偶者を持つ人など「身分に基づく在留資格」が9698人だった。

同調査は、特別永住者、在留資格「外交」、「公用」目的以外の事業主に雇用されている外国人労働者を調べている。