NEWS

  • 地域

売上高918億1700万円で4・5%増加  第一交通産業    収益とも過去2番目


 第一交通産業株式会社(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)の2014年3月期連結決算は、売上高が前期比4・5%増の918億1700万円で4期連続の増収、経常利益が同6・3%増の62億8900万円で5期連続の増益となった。収益とも過去2番目に高い水準だった。
 営業利益は同4・2%増の63億6800万円で5期連続の増収。当期純利益は、同10・5%増の31億6400万円で2期ぶりの増益となった。
 主力のタクシー事業の売上高は、同2・7%増の529億200万円。燃料価格の高騰の中で営業所の統廃合と様々な経費削減に取り組んだことと、前年度に過去の大型買収1件ののれん代を償却したことで、セグメント利益は同23%増の16億4500万円となった。14年3月末のタクシー認可台数は7683台で、M&Aなどを通じて期間中に352台が増加した。 
 不動産分譲事業の売上高は、同2%減の202億7600万円。利益面では前年度末に商業施設の所有目的を変更したことで店舗の賃料収入6億2500万円とセグメント利益3億7100万円を不動産賃貸事業に計上したことで、セグメント利益は同31・6%減の14億1900万円となった。売上高のうち分譲マンションは、同9・7%減の135億1800万円。期間中に16棟928戸を新規販売した。一方の戸建住宅では子会社の第一ホーム株式会社が低価格の土地付住宅を展開し、県内と関西で合計326区画を新規販売。売上高は同25・6%増の60億2700万円で2ケタ台の伸びを示した。不動産賃貸事業の売上高は商業施設の所有目的変更に伴う賃料収入増加で、同23%増の36億2600万円。セグメント利益は同29%増の18億9200万円と伸びた。管理物件は13都道府県で1918戸となった。
 バス事業の売上高は同5・7%増の74億3800万円。同利益は同6・9%減の2億2800万円だった。金融事業では不動産再生事業で東京都中央区のテナントビル、熊本市のマンション用地などを譲渡した結果、売上高は同28・7%増の51億100万円。同利益は29・1%増の9億4000万円と伸びた。その他の事業の売上高は同47・4%増の24億7200万円で、同利益は同2・8%減の2億6800万円だった。
 今期の見込みは、売上高が前期比5・1%増の965億円、経常利益が同8・1%増の68億円。営業利益は同14・6%増の73億円、当期純利益は同10・6%増の35億円を見込んでいる。