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売上高34・6%増の17億3500万円 ヌーラボ中間期


週刊経済2023年12月12日発行号

経常利益は黒字化

東証グロース上場でシステム開発の㈱ヌーラボ(福岡市中央区大名、橋本正徳社長)の2024年3月期第2四半期決算(23年4月~9月)は、売上高が前年同期比34・6%増の17億3500万円、経常利益は2億3700万円(前年同期は500万円の赤字)で増収黒字化だった。
全国的なDX推進の流れを追い風に、販売するビジネスツールの需要は堅調に推移。さらに1月、主力サービスであるプロジェクト管理ツール「Backlog」(バックログ)の料金改定を実施。契約単価が上昇し、今上期の売上増をけん引した。営業利益は2億3900万円(前年同期は800万円の黒字)と大幅増になったほか、純利益は1億9800万円(同200万円の赤字)で黒字化した。
通期の業績予想は、売上高が前期比34・6%増の36億4200万円、経常利益は同約3・5倍の3億2400万円で増収増益を見込む。なお、第2四半期決算発表時に通期の予想を上方修正しており、売上高は前回予想から4・2%増、経常利益は同48・8%増に引き上げている。