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売上高は96億円で0・6%減  ピエトロ    経常は5億3200万円で増収


 ドレッシング製造・販売やレストラン事業を展開する株式会社ピエトロ(福岡市中央区天神3丁目、村田邦彦社長)の2014年3月期連結決算は、売上高が前期比0・6%減の96億円、営業利益が14・5%増の5億3200万円、経常利益が14・6%増の5億3200万円で減収増益となった。
 食品、外食業界においては、消費者の節約志向や低価格志向が続くとともに、仕入れコストやエネルギーコストの上昇など、厳しい環境にある中、食品事業が増収となったものの、通信販売事業とレストラン事業が減収になり、売上高は2期連続の減収。一方、利益面では食品事業の売り上げ増に伴う増益とコスト管理の強化などによって、営業益、経常益は共に3期連続の増益となった。当期純利益も8・9%増の2億3900万円と2期連続の増益だった。
 事業別に見ると、ブランド戦略のもと、顧客ニーズに応えるきめ細やかな営業活動を展開し、主力ドレッシングであるオレンジキャップとカロリーを抑えたグリーンが順調に売り上げを伸長。生タイプのドレッシングの特徴を生かした、「オリーブオイル」シリーズが堅調に推移するとともに、たまねぎの美味しさをさらに加えた「生搾り」シリーズを新たに投入した結果、売上高が8・6%増の64億5800万円、営業利益が9・0%増の20億8000万円。
 通信販売事業は、通販限定商品として、パスタソース、スープ、フローズンヨーグルト、ピザなどの新商品を投入し品揃えの充実を図り、ダイレクトメールなどによる効果的な販促活動で購入頻度の増加に努めたが、取扱商品の変更があったことから、売上高が65・0%減の2億7000万円、営業損益が2400万円の赤字(前期は1000万円の黒字)だった。レストラン事業は旬の食材を取り入れた季節ごとのフェアを実施するとともに、昨年12月にはグランドメニューを改定し、31種類の新メニューを追加。「ピエトロクラブ」会員向けの販促を実施して、集客力の向上を図った。既存店売上高が前年を上回ったものの店舗数の減少で、売上高が2・6%減の27億1700万円、営業利益が3900万円の赤字(前期は3600万円の黒字)となった。
 今期は食品、通販両事業で高まる健康志向ニーズにあわせた高付加価値商品を開発するとともに、商品情報の発信力強化で売り上げ拡大を図る。レストラン事業も、新規出店、店舗のリニューアル、新業態の開発などを通して集客力強化を図る方針。売上高が9・4%増の105億円、営業利益が2・8%増の5億6000万円、経常利益が1・5%増の5億4000万円、当期純利益が4・5%増の2億5000万円を予想している。