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売上高は7・3%減の1122億9500万円 西部ガスホールディングス中間決算
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週刊経済2024年11月20日発行号
猛暑などの影響で4期ぶり減収に
西部ガスホールディングス㈱(福岡市博多区千代1丁目、加藤卓二社長)の2024年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比7・3%減の1122億9500万円と20年度以来4期ぶりの減収となり、経常利益も33・4%減の21億3900万円と21年度以来3期ぶりの減益となった。
今夏の猛暑で家庭用都市ガス販売量が2・5%減少したことや不動産、その他食品販売事業などの減収が影響した。売上高をセグメント別に見ると、中核の都市ガス事業(705億5800万円)はガス販売量の減少や前期に比べ原料費調整によるガス料金単価の下方調整の影響などから7・2%減と大きくマイナス。LPG事業(110億800万円)は販売単価の上昇等により6・2%増と堅調だった。電力・その他エネルギー事業(113億1800万円)は前年並みの0・8%減に。不動産事業(160億5100万円)は賃貸用不動産の売却売上の減少などから13・0%減となった。その他事業(119億8900万円)は食品販売事業売上の減少により9・2%減だった。
通期では売上高が2600億円(1・4%増)、経常利益が80億円(22・9%減)の増収減益を見込んでいる。