NEWS

売上高は7・0%増の192億円 岩田屋三越中間期


週刊経済2024年12月25日発行号

最終利益は39・7%増の19億円

㈱岩田屋三越(福岡市中央区天神2丁目、左中樹太郎社長)の2025年3月期中間決算は、売上高が前期比7・0%増の192億円、経常利益は44・1%増の29億4800万円で増収増益だった。会計ルール変更前の「総額売上高」で比較した場合は12・9%増の633億8200万円。

国内富裕層や韓国などの訪日客を中心に高級ブランド品の販売が好調だった。また、利益面においては中期経営計画で進めている販管費抑制、業務の内製化による要員効率など収支構造が順調に進み、純利益は39・6%増の19億1500万円だった。

今期は、課題だった食品部門の売上シェアを高めるため、同フロアのリモデルを4期計画で実施し、来年3月までに完了予定。アプリ活用によるマーケティング施策を強化し、通期売上高は39・2%増の397億6900万円(総額売上高は6・0%増の1320億円)、経常利益は17・9%増の59億2800万円で増収増益を見込んでいる。