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売上高は6・6%増の180億2900万円 大分市のアメイズ


週刊経済2025年3月12日発行号

経常利益は6・8%減

福岡証券取引所に上場し北部九州を中心に全国でホテル、レストランを経営する㈱アメイズ(大分市西鶴崎1丁目、穴見賢一社長)の2024年11月期決算は、売上高が前期比6・6%増の180億2900万円、経常利益が同6・8%減の34億500万円の増収減益となった。

郊外型ロードサイドビジネスホテル「HOTEL AZ」ブランドを展開しており、人流の回復や円安による訪日外国人増加で観光需要が回復。宿泊利用が堅調で、北部九州総体や佐賀国民スポーツ大会開催に伴うスポーツ団体利用の増加や館内外の飲食店利用も増加したことで増収となった。一方でTSMCの工場建設に伴う宿泊特需が落ち着いたことや原材料価格の高騰に加え、給与水準の引き上げによる人件費増加などにより減益。店舗数はホテルが87店(直営店84店、FC3店)、館外飲食店が4店となっている。

今期は売上高が前年同期比10・9%増の200億円、経常利益は同3・1%増の33億円を見込む。