NEWS

売上高は6・5%増の88億6600万円 ヤマウHD中間決算


週刊経済2024年11月20日発行号

販売価格転嫁などが奏功

コンクリート製品製造、販売のヤマウグループの持ち株会社ヤマウホールディングス㈱(福岡市早良区東入部5丁目、有田徹也社長)の2025年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比6・5%増の88億6600万円、経常利益が同31・0%増の10億7000万円で増収増益だった。
主力のコンクリート製品製造・販売事業が、高騰する資材・原材料などの販売価格への転嫁や大口案件の出荷などで伸びたほか、水門・堰の製造・施工・保守事業も、進行基準対応や原価改修基準対応の期末越え(24年3月末)案件の増加で増収となった。また利益面も増収基調に伴い、営業利益が25・4%増の9億8700万円、純利益が23・4%増の6億6000万円とともに増益となった。
通期は売上高が3・8%増の205億円、経常利益が5・6%減の25億円の増収減益を見込んでいる。