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売上高は6・2%増の741億円  西部ガス連結中間決算    業務用ガス、LPG売上が増加


 西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、田中優次社長)の2011年3月期の連結中間決算は、売上高が前年同期比6・2%増の741億21百万円、経常利益が28・1%減の29億65百万円の増収減益だった。単体でも売上高が4・6%増の542億16百万円、経常利益が16・7%減の26億73百万円で増収減益だった。
 大口需要の稼働増加による業務用ガス販売量が増えたことでガス売り上げが増加したのに加え、連結子会社でもLPG売り上げが伸びたことなどから43億15百万円の増収となった。一方、利益面では、原油価格高騰などの影響で都市ガスの原材料費が増加したほか、LPG原料使用料が増えたため売上原価が大幅に増加し、経常利益は11億6千万円減少した。
 通期では、連結で売上高が1610億円(4・9%増)、経常利益が66億円(20・9%減)の増収減益を、単体でも売上高が1180億円(4・5%増)、経常利益が45億円(27・7%減)の増収減益を見込んでいる。