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売上高は5・4%増の209億5300万円 にしけい3月期


週刊経済2025年6月25日発行号

2期連続増収増益

地場最大手警備業、㈱にしけい(福岡市博多区店屋町、遠藤泰昭社長)の2025年3月期決算は、売上高が前期比5・4%増の209億5300万円、経常利益は40・8%増の8億100万円で増収増益だった。

増収に加え、コスト上昇を踏まえた適正料金での受注で2期連続の増収増益となった。部門別の売上高は、一般部門は機械警備、施設部門の売り上げ増加で1・3%増の121億8600万円、現金輸送部門は、新規受注によって3・0%増の31億7700万円、空港保安部門は受注単価増で17・4%増の55億8800万円だった。

今期は空港保安部門、機械警備の受注増加を見込み、売上高は3・9%増の217億7500万円、経常利益は中長期的な成長基盤の構築に向けた投資を進めることから、ほぼ前期並みの8億900万円を目指している。