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売上高は47億1900万円 HYUGA PRIMARY CARE中間期


週刊経済2024年12月11日発行号

通期増収増益へ

在宅訪問調剤薬局「きらり薬局」などを運営するHYUGA PRIMARY CARE㈱(ヒュウガプライマリケア・春日市春日原北町2丁目、黒木哲史社長)の2025年3月期中間連結決算は、売上高が47億1900万円、経常利益が4億3500万円だった。24年3月期末から連結財務諸表を作成しているため、前中期会計期間との比較なし。
主力の在宅訪問薬局事業は、期中に3店舗を開局し在宅患者数は9588人(前期比4・5%増)と好調に推移したほか、住宅型有料老人ホーム運営のプライマリケアホーム事業において2棟の施設で入居率95%以上を維持し前年同期比2・6倍に伸張、増収をけん引した。下期に開局する薬局の出店準備費用や人材採用費用が先行して発生しているものの、利益面はプライマリケアホーム事業の黒字化、中小規模の薬局と提携し在宅薬局のノウハウを提供するきらりプライム事業の利益率向上で、経常利益は9・2%に上昇した。
通期売上高は、14・1%増の94億5500万円、経常利益が24・1%増の8億8900万円で増収増益を見込んでいる。