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売上高は32%増の61億4100万円 アーバンライク


週刊経済2024年12月25日発行号

経常は11倍の1億6500万円

住宅建設、不動産業などの㈱アーバンライク(福岡市中央区大名2丁目、吉野悟社長)の2024年10月期決算は、売上高が前期比32%増の61億4100万円、経常利益が同11倍の1億6500万円で増収増益だった。

福祉関連施設事業で、熊本県を中心に建設用地の取得、障がい者グループホームの建設を進めたほか、セミナーなどを通じて投資家、投資会社への販売を強化したことで増収。利益面では、建築資材の高騰などがあったものの、コスト上昇分を上回る売上高の増加が増益につながった。営業利益は1億9600万円(前期は営業損失3200万円)。また、熊本県内の住宅事業部のショールーム2店舗を減損損失として7500万円計上したが、当期純利益は前期比32倍の1億3100万円だった。加藤博司管理部長は「福岡県南部、熊本県北部を中心に障がい者グループホームの建設を進めているが、今後は九州全域や本州にも範囲を広げたい」と話している。

25年10月期は、売上高が0・8%増の61億8800万円、経常利益は24・6%減の1億2500万円、営業利益は11・5%減の1億7400万円、当期純利益は38・3%減の8100万円を予想している。