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売上高は3・7%増の370億9700万円 大英産業
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週刊経済2024年11月27日発行号
中古物件の買取再販伸び
地場マンションデベロッパー大手の大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、一ノ瀬謙二社長)の2024年9月期連結決算は、売上高が前期比3・7%増の370億9700万円、経常利益が同19・9%減の6億4700万円で増収減益となった。
マンション事業では期初時点の完成在庫が完売するなど、完成物件の販売が好調に推移したほか、新築相場の価格高騰で中古需要が拡大する戸建ての中古物件の買取再販事業も伸び増収。しかし分譲住宅、土地分譲、中古物件の買取再販において、建築原価の高騰を販売価格に転嫁できなかったことや、価格改定による完成在庫の販売を強化したことで利益率は低下。営業利益は11・8%減の9億100万円、純利益は同21・8%減の4億1300万円とともに減益となった。
今期は売上高が392億3400万円(5・8%増)、経常利益が9億2200万円(42・4%増)の増収増益を見込んでいる。