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売上高は3・6%減の13億3500万円 リプライオリティ中間期


週刊経済2025年5月28日発行号

広告費先行投資で減益

コールセンター、通信販売事業などの㈱リプライオリティ(福岡市博多区綱場町、中山伸之社長)の2025年9月期中間連結決算は、売上高が前年同期比3・6%減の13億3500万円、経常利益が同4・3%減の1億4600万円で減収減益だった。

主力のD2C事業で健康食品関連事業者のほか、化粧品関連事業者向けに受託販売の取引先を拡大したが、小売店舗にチラシや広告媒体、フリーペーパ―を設置するリテールメディア事業において、紙面を使ったプロモーション需要が低下したことで減収。利益面では、前期から取り組んでいるコスト構造の見直しで原価率を低下するも、年度の前半に広告費を先行投資し、後半に回収する施策が減益につながった。営業利益は前年同期比3・1%減の13億5000万円、上半期純利益は同1・9%増の1億100万円だった。

通期では、売上高が前期比5・7%増の28億5600万円、経常利益が同5・7%減の3億円、営業利益が同5・2%減の3億円、当期純利益は7%減の1億9900万円を予想している。